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初心者の方へ 
  
 国内外のインターネットオークション市場はいまだニセモノで溢れています。
 国際オートグラフ団体、UACCの調査によれば、オークションで出品されている直筆サインの中で、ニセモノの比率は80パーセント以上。つまり何も知らずに購入すれば80パーセント以上の確率でニセモノに遭遇してしまう。これが直筆サインの世界の現実です。ニセモノを掴まされたくない方は最後までお読みいただくことをお勧めします。
 
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「100%本物」、との説明で販売されていたオートグラフのサンプル。
しかし実際には 「99.999%ニセモノ」 のオートグラフです。
 
はじめに〜なぜニセモノは消えないのか
  ニセモノが蔓延する状況は何年たっても変わることなく続いています。それを招いているのはひとえにオートグラフという商品の持つ性質にある、といえます。ブランドもののバッグなどと違い、オートグラフとは筆跡自体が価値を持つ、という特殊な商品。サインに二つとして同じものはなく、その一つ一つが異なるため、かつ、ニセモノと立証するのが難しい性質の商品です。インターネットオークションにおいては、作成されたと思われるニセモノが多数出品されていますが、それらをオークションサイト側が強制的に排除するのは難しい、という現実があります。
 
 また、収集初心者の方々にとって最初に飛びつきたくなるのは、やはり魅力的な商品を安値で売ってくれる販売者、ということになりますが、多くの場合、買い手側としては筆跡を判断しようにも これといって明確な基準がなく、単純に写真のデザインや割安感などの本来の商品特性とはかけ離れた部分で判断をし、購入してしまう、という傾向にあります。
 

インターネットという匿名社会での売買
          ↓
 詐欺師にとっては利益をあげやすい環境。
 
一つ一つの筆跡が異なるためニセモノと立証するのが難しい
          ↓
 ニセモノがなくならない。
 
収集家の多くが初心者というやむなき現実
          ↓
 ニセモノ業者にお金が還流する。
 
このような背景がオートグラフの世界にはいまなお、存在します。
 
 こうした特殊なマーケットゆえに、改善というのは実に難しいことである、というのは長年このビジネスに携わる当店としても認識せざるを得ない事実です。しかしながら収集初心者の方々に対してメッセージを書き連ねるのはある意味、日本で初めて業界団体よりのライセンスを取得している当店にとって、責務の一つ、と考えます。 以下に購入の際のガイドラインを記してありますので、ぜひお読み頂けますと幸いです。必ずや皆様の一助となることと思います。
 
1 購入前に販売者の情報をチェックする。 
 オートグラフの世界はいわば詐欺師8割、といわれる特殊な世界。他の商品とは、取り巻く環境が全く異なります。過去に業界団体より大量のニセモノ販売で摘発されたような事業者が、何食わぬ体でインターネットオークションにおいて販売を再開することなどはこの世界ではさして珍しくない話です。
 
 こうした、他のカテゴリーと比べてはるかに危険なオートグラフというマーケットにおいて販売者の情報を何ら把握することなく、購入することほど危険なことはないでしょう。
 近年、海外においてはオークションサイトにおいても偽物業者排除の取り組みがわずかながらも進み、そうした悪質な販売者の情報公開も進められています。
 
 それでは日本という国はどうでしょうか。この国は確かにあらゆる意味において、世界有数の先進国ですが、残念ながらオートグラフの世界では完全な後進国です。
 非英語圏であるがゆえに、多くのコレクターがあらゆる情報ソースから隔離され、何も知らないまま悪質な販売者から購入してしまっている。これが日本の現状です。購入者サイドの意識という点で、国内オートグラフ市場は欧米との比較において、やはりまだまだ未成熟、ともいえます。
こうした販売者情報を把握するために一助となるのが、業界団体のウェブサイトです。
 
業界団体UACC より認定を受ける優良事業者のリスト
http://uacc.org/dealerdirectory.php
一方、以下は業界団体UACCが大量の偽物販売等で摘発した、UACCブラックリスト指定業者です。
http://uacc.org/advisory.php  
業界団体のウェブサイト内では優良業者とブラックリスト業者に関する情報ページがもっと高いアクセス率があります。
 
コレクション初心者の方は、まずはこうした最低限の情報にはきちんと触れておくべきでしょう。
 
2 誰が入手困難なのかを知る。 
 誰もが知っている今をときめく人気セレブリティーの直筆サインは誰もが欲しがるもの。しかし入手難易度には個々により全て差があります。
例えばジョニー・デップ、ジョージ・クルーニー、ジョン・トラボルタ、マット・デイモン、パリス・ヒルトンといった人々はファンサービスを好み、気軽にサインに応じてくれる人物として広く知られているセレブリティーです。
 
しかし一方ではサインの入手が実際には難しいセレブリティーもいます。それらの人々をタフサイナーと呼びます。 
 
 以下にそうしたオートグラフの入手が極端に難しい人物の代表格を以下に列挙しますが、なぜかオークション等では驚くべき安値販売で大量販売されている事例がみられます。つまりはニセモノ比率が極端に高い人々ですが、何も知らずに怪しげな事業者の出品物に喜んで飛びついているコレクターを見るにつけ、憐みの感情を抱かずにはいられません。
こうした商品は、信頼できる取引先に絞っている当店ではほとんど販売できない人々です。このような入手困難のはずの直筆サインがコンスタントに、かつ驚くべき低価格帯で販売されていた場合、実際にはそれが何を示すのか、賢明な方であればおわかりのことでしょう。
 
これらはそのリストの一部ですが、こうしたオートグラフをご購入の際には、最大限の注意を払ってください。
入手困難度・最上ランク、Sクラスのセレブリティー
 
プリンス
(キャリアの後半においてはほとんどサインをせず。現在の取引相場は二十〜三十万円超。99%が偽物)
スティーブ・ジョブズ
(ほとんどサインに応じなかったため、99%以上偽物。安値での入荷はまず不可能。
入手情報がある?証明書の発行元は業界団体から
何か認定を受けている事業者ですか?)

マドンナ
(入荷は極めて困難。980円スタート?ご冗談でしょう?)
リンゴ・スター
(取引相場は安くても五万円以上)
ロバート・レッドフォード

(現在では入手の機会はほぼ皆無)
ブルース・スプリングスティーン
(音楽界重鎮のオートグラフは軒並み高額)
バーブラ・ストライサンド
(入手困難。まともな販売者ならば、安値販売はまず不可能)

ナタリー・ポートマン(スターウォーズ)
(スターウォーズのポートレイトは相変わらずサインをせず。その場合、99%偽物です)
ポール・マッカートニー
(業界参考本による参考価格は877ドル)
ジェット・リー
(現在では最も難しい人物の一人)
ボブ・ディラン

(相場三十万円以上。安値販売はまず不可能。2009年段階での業界参考本による参考価格は1813ドル)
ブルース・リー
(価格は上昇の一途。
入荷自体がほぼ不可能になりつつある )
マイケル・ジャクソン
(生前はファンサービス旺盛も、現在の相場は十万円前後またはそれ以上。)

ハリソン・フォード
(年々相場が上昇し、入荷が困難になりつつある。)
ロバート・レッドフォード
リーアム・ニーソン
(スターウォーズものはまず滅多にサインせず)
マリア・シャラポワ
以前はフレンドリーも、近年はほぼサイン自体を拒否)
アレック・ギネス
(スターウォーズものはプレミア扱いとなり、年々価格上昇中。)
マーク・ハミル
(年々サイン会での設定価格が上昇。)
リヴァー・フェニックス
(取引相場十万円以上。まともな販売者ならば、安値販売はまず不可能)
チャン・ツィイー
(本物の相場は極めて高額。来日時もファンにほとんどサインせず)
ポール・ニューマン
(入荷超困難。まともな販売者ならば、安値販売はまず不可能)
ヒース・レジャー
(入荷超困難。相場十万円超。偽物多し)
ノラ・ミャオ
(入荷の機会はぼ皆無)
ブリトニー・スピアース
(近年、一時期よりは良化しているが、依然としてスーパータフ。偽物極めて多し)
ニコール・キッドマン
(近年、サインに応じる機会が激減)
エリック・クラプトン
(入荷の機会はまず滅多にありません)

ショーン・コネリー
 
入手困難度AAAクラス(上記に準じるセレブリティー)
アーノルド・シュワルツェネガー
クリント・イーストウッド
ティモシー・ダルトン
エミネム
ダニエル・ラドクリフ
ボノ(U2)
トビー・マグワイア
ウィル・ファレル
メル・ギブソン
ロバート・デニーロ
ラッセル・クロウ
シエンナ・ギロリー
エマ・ワトソン
キャメロン・ディアズ
ジュリア・ロバーツ
デミー・ムーア
ウィノナ・ライダー
アクセル・ローズ
など。
 
 また、サイン会などに参加、あるいはプライベートサインニング に応じるセレブリティーの中でも、オートグラフチャージ(入手に際してセレブリティーに支払わなくてはならない費用)が高額なセレブリティーもおり、マイク・タイソン、アンソニー・ダニエルズ、ウイリアム・シャトナー、ジェリー・ライアン
キャリー・フィッシャー、マイケル・J・フォックス、フロイド・メイウェザーJr.
ヤン・スエ(ボロ・ヤン)などは、他のセレブリティーと比較して、それなりに入手コストがかかるセレブリティー達です。
 ここに挙げたセレブリティーたちのオートグラフについては比較的高額ですが、元々入手コストがかかっているわけですから安値販売は難しく、それなりの価格帯になるのはいわば当然の成り行きです。 どうしても安く手に入れたい、とお考えであれば、本物を手に入れるのはむしろ諦めたほうがいいでしょう  
 
3 虚偽説明に注意を払う。
多くのニセモノ販売業者は、購入者を惹きつけるために、過剰なまでの様々な美辞麗句を並べ立てるものです。  以下はその一例です。これを冷静に読み解くことが肝要です。 
A 「ニセモノにご注意下さい!」
B 「直接サインをもらいました!」
C 「100パーセント本物です!」
D 「ハリウッドショウ公式ディーラーよりの商品です!」
などなど

 
A 「ニセモノにご注意下さい!」
  これは日本においては常套句となりつつあります。ニセモノに注意するのは当然のことですが、問題はそのための具体的方策が何か提示されているのか、という点ではないでしょうか。しかしそう記している人自体がそもそも何を基準に真贋を判断しているのかは、不明。 当店のようにUACCの鑑定技術コースを受講するなどして鑑定の基礎を学んだことがあるのかも不明。オートグラフに関するどれだけの知識とビジネス実績を保持しているのかも不明。それ以前に住所も氏名も公開されていないので、どこの誰かも全く不明。 つまりは、ニセモノに注意!と書けば何となく信頼してもらえるだろう、というただそれだけの意図です。
 
B 「直接サインをもらいました!」
  少しでもセレブリティーに会ってオートグラフを入手している人物であれば、その際に撮影した 本人とセレブリティーとのツーショット写真など、を多かれ少なかれ、公開することでしょう。それが現場にいた何よりの証明になるわけですから。
http://www.auto-mania.com/html/newpage.html?code=14
そうした本人写真が一切ない場合、本当に現場にいたのか、勘ぐるのが当然の所作です。
 現実問題として、全て直接入手したオートグラフを大量に販売できる人など、この世界では限りなくゼロに近いほどの極めて少数です。いずれにせよ不自然さを感じたら、いかなる説明が施されていようとも、避けるが勝ちです。
  
C 「100パーセント本物です!」
  海外のインターネットオークションにおいても、多くの無名ニセモノ業者は、 '100% Authentic ' , 'All autographs we sell are obtained in person'
(全て本人から直接もらっていますので100パーセント本物です。)
という説明付で、入手困難なセレブリティーの疑わしいオートグラフを次々に販売しています。オートグラフの世界では言葉としてほとんど意味はないでしょう。
 
D 「○○ショウ公式ディーラーよりの商品です!」
近年、Yahoo!オークションにて見られる説明です。実際にショウに出向けない海外の事情を知らない人々をターゲットとした新たな手口、といえます。
多くのショウの主催者はショウを盛り上げるために、スターのサイン会スペース以外に会場内に出店スペースを設け、ブース代を徴収し、出店希望業者にそれを貸与しています。そのうち、全体の1割程度のブースが直筆サインを販売しています。それらはあくまで外部の事業者であり、公式ディーラーなどではありません。以下はそれを示す一例として、ハリウッドコレクターズショウの出店希望者用の申し込みページです。これを申し込めばショウでブースを確保し、直筆サイン等を出店できるのですから、そのハードルの低さがおわかりになることでしょう。
http://hollywoodshow.com/faq.php
中には当店もよく知る、業界団体からの認定を得ている、信頼に足る事業者も出店しています。しかし一方でスティーブ・マックイーン、スターウォーズのナタリー・ポートマン、マドンナ、プリンスなどなど、本来入手が超困難であるはずのあからさまな偽物直筆サインがずらりと並べられている、目を覆いたくなるようなブースも過去に目にしたことがあります。むろん、それらがショウ側が公式に認めた商品である筈もありません。
現実の問題として、ショウの主催者がそこに販売用に持ち込まれる直筆サインを全て厳密に審査することは不可能です。つまりショウで販売されているから安心、という筈もなく、むしろインターネット上と全く同様に、本物の直筆サインを手にするためには買う側の選別能力がそれなりの高いレベルで問われる世界と言えます。当然のことですが、当店はこうしたショウにおいて盲目的に直筆サインを入荷するようなことは決して致しておりません。どうぞご安心頂きたく存じます。
 
4 オートグラフの典型パターンを知る。
 オートグラフコレクションの全ての原点は、筆跡。これに集約されます。上に掲げた3つのポイント以上にこのコレクションでは大切なことです。 筆跡判断能力が備わっていれば、あらゆる事態にも対応できます。
 各地で開催されているサイン会などに頻繁に参加しているセレブリティーならば、大きく筆跡が変化することもないため、パターンはほぼ一定であり、真贋の判断も比較的容易、とはいえます。 
 しかし問題は、サイン会などには参加しない人々のオートグラフです。具体的には今をときめく人気絶頂のセレブリティーたち、がこれに該当します。これらは一部例外を除き、ほぼサイン会に参加することはありませんが、やはり人気は高く、作成されているニセモノの比率は圧倒的に多い、といえます。
 セレブリティーのオートグラフはいわば生き物であり、キャリアや年月を経て、刻々と変化します。
 近年、サインのパターンを大きく変えた事例としては、ダコタ・ファニング、アン・ハサウェイ、キャメロン・ディアズ、などが挙げられます。また微妙なパターンの変化、となるとその事例は枚挙に暇がありません。これらのパターンの変化はキャリアを踏む過程で、ほとんどのセレブリティーに見られる傾向です。さらに厳密に言えば、全く同一の筆跡、というものはありえません。
こうした背景からも真贋を見分けることは決して簡単なことではない、と思われることでしょう。
 しかし、多くのニセモノは実に稚拙な技術によって作成されています。一度典型パターンを学習すれば、稚拙なニセモノはある程度簡単に判別できるようになります。具体的には、数年前のサインパターンをマネてなぜか最近の写真にサインしてあったり、本物とは全く程遠いパターン、また、 Yahoo!オークションで実際に見られる事例として、『○年△月×日にもらいました』、と商品説明にあっても、なぜかちょっとありえないような筆跡パターンの疑わしい偽サイン付、といったケースもあります。
 一方で、全ての詐欺は常に進化を続けています。近年見られる一つの傾向としては、ニセモノ作成業者がより学習し出している、ということがいえます。つまり、本物との識別が難しいニセモノが、業界内で信頼を集めているディーラーの販売するオートグラフを参考として、一部では製作されている、という点です。しかしよくよく見れば、不自然なまでに筆跡が弱々しく、いかにもなぞり書きしたように全くといっていいほど筆圧がなかったり、やはり不自然さは覆いようがありません。これらはプロの眼には識別できても、素人目には識別するのは容易ではなく、一見すると本物にも見えますので、極めて 細心の注意が必要です。いずれにせよこうした全てのまやかしも、根幹の部分、つまり、「しかるべき眼」が備わっていれば、全て回避できます。
 
 セレブリティーオートグラフの典型パターンを学ぶ最良の方法。 それは、業界団体からの認定を受けるディーラーの販売するオートグラフに徹底的に眼を慣らすことです。
業界団体UACC より認定を受ける優良事業者のリスト
http://uacc.org/dealerdirectory.php
 
 ここに掲載されている事業者の多くが、信頼に値するオートグラフ事業者です。これらの事業者の販売するオートグラフに眼を慣らしていただければ、必ずやヒントや共通項は見えてきます。
 それぞれ専門分野が異なりますが、最近のセレブリティーに興味がある方は、それらを中心に扱っている事業者を、ビンテージ、スポーツ、歴史モノに興味があるならば、それぞれ専門に取り扱っている事業者を探し出し、それぞれのサイトから筆跡を学ぶ、という作業です。
 なお、いくつかの事業者は開店休業状態のところもあります。そうした事業者の場合、抱えているそのほとんどは過去の在庫であり、最近のオートグラフを入荷することもあまりないため、今をときめくセレブリティー達の最新オートグラフパターンを知るのはいささか難しいかもしれません。出来れば頻繁に更新をしているような事業者がベターです。 
 こうした作業をこなせば、自ずから真贋の判断能力は備わってきますし、一定の判断レベルに達すれば、残念ながら一部の認定業者が明らかに他とは異なった筆跡のオートグラフを販売している、という所までも少しずつ垣間見えてきます。 
 中でも特に、以下のサイトを利用しての学習を推奨します。オートグラフ業界では極めて高い名声を持つ事業者、といえます。
 
UACCRD#002, Autograph World.Comのオンライン筆跡ガイド。
本物のパターンが多数掲載。
http://www.autographworld.com/sigs/list.asp
 
5 写真の見栄えに騙されない。
 写真のデザインが良ければ、思わず手を出してしまうのがコレクター心理というもの。しかし少し考えて見ましょう。最初に眼を移さなくてはならないのは、あくまで筆跡の方です。写真は本来、そのあとに続くべき二次的なものです。 「いい写真」に満足するのではなく、「本物の筆跡に満足する」のが、このコレクションの本来意義です。
 ひとつの傾向として、多くのニセモノ販売業者は、実に多くの魅力的な写真を取り揃えているものです。これは当然といえば当然です。入手に際しての労力が不要であり、ただ高値で売れそうな見栄えのいい写真のみを購入して、自分の手でニセモノを書けばいいわけですから。そのターゲットは当然筆跡など何もわからない初心者の方々、ということになります。
 購入しようとしているものはあくまでオートグラフという商品である以上、明らかに不自然と思われる販売者、怪しい筆跡には、いくら写真が魅力的でも、手を出さないのがまずは賢明、といえるでしょう。
 
6 直筆サインの相場を知る。
  現在活躍中のセレブリティーについては、その実勢相場は人気により変動します。しかしながら歴史的価値を持つ人々のオートグラフに関して言えば、その相場を知ることは本物を手に入れるために必要不可欠な情報、といえるでしょう。価格参考本の中で強く推奨できるのが、UACCRD#037, Autograph HouseGeorge R. Sanders 氏 (故人) の記した、The Sander's Price Guide to Autographs です。現在、アマゾンにてお求めできます。
Amazon | The Sanders Autograph Price Guide (SANDERS PRICE GUIDE TO AUTOGRAPHS) | Saffro, Richard | Autographs
同書によれば、例えばマリリン・モンローに関しては、サイン入りカード相場が2,074ドル(約20万円弱)、自筆レター相場が15,000ドル(約150万円弱)、サイン入り写真相場が15,426ドル(約150万円弱)、といった具合です。
こうした相場をあらかじめ知っておけば、本来、150万円近くするはずのマリリン・モンローのサイン入り写真がオークションで即決1,500ドル(約15万円強)程度の価格で売りに出されていたら、それはお買い得物件などでは決してなく、手を出したらただの 「安物買いの銭失い」 に終わるという至極当然の判断を下すことができます。
 
7 ノークレームノーリターンのパターンは避ける。
  一部でよく見られる傾向です。しかしこうした販売手法はオートグラフ産業が発達している欧米では、極めて異様と映る販売手法でしょう。普通の感覚をお持ちあれば、まずは避けるべき対象です。仮に当店が取引先からノークレーム・ノーリターンでよろしく、と言われたら、まず相手の誠意を疑います。
 「あくまでコレクターだから」、「後日のトラブル防止のため」、「100パーセント本物なので」などと言葉巧みに説明しているケースがありますが、要するにこのパターンの場合、後日ニセモノであってもその責任をあらかじめ回避しておきたい、というただそれだけの話です。
これは「あなたからお金は受け取りますが私は一切の責任を持ちません。しかしあなたの方ではきっちりと責任をお持ち下さい。」 と宣言しているも同然。こうした無責任論理の押し付けを考えるような販売者からそれでも購入したい? あえて止めは致しません。  
 
8 証明書について正しい認識を持つ。
 証明書というものは、その販売者が業界内でどれだけ信任を得ているのかによって、意味合いが異なります。業界団体の認定を受けている等の、信頼できるオートグラフ事業者が発行したものであれば、それなりにオートグラフの信頼性は高いでしょうし、怪しげな業者であれば、多くの場合、単なる紙切れ。ほとんど無価値です。
 証明書を見て安心する前に、まずその発行元が一体どのような事業者なのかを調べることが先決でしょう。 また、必ず購入した相手からレシートや保証書を発行してもらうこと。 少なくとも当店の取引先の中で、これを履行しないオートグラフ事業者は皆無です。
 これはオートグラフの世界においては、販売者として守るべき最低限のルールです。 これを履行してくれなかった場合は、まず取引をやめるべきです。こうしたケースにおいて、販売者本人はそれを保証する意思など全くなく、将来それがニセモノであると判明したとしても、責任が残るような証拠は残したくないだけの話、といえます。  
 
9 キャストアイテムには細心の注意を払う。  
 ひとつの映画やドラマに出演していた人たちの複数のサイン入りのアイテム、つまりキャストアイテムはそれぞれのキャストから入手するまでに多大な労力とそれなりの月日を要するのが普通です。 もちろん、昔出演した人々があるサイン会で一同に介し、そこで一挙にキャストサインを入手できる、というケースもあるにはありますが、こうした事例は稀なパターンです。
 当店におけるその在庫比率が極端に低いことからも、その難しさはお分かり頂けることでしょう。次々に入手困難と思われるキャストアイテムを販売しているディーラーには最大限の注意を払うべき、といえるかもしれません。
 
 
 
 


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